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保育園の第三者評価(コラム)  (2007-05-11)
 「保育園の第三者評価」ってご存知ですか?
 福祉施設をわたしたちが利用するときに、その施設が利用する側にとってよいのかどうかなど、なかなか目安を持つのは難しいものです。
 そこで、自治体によっては、施設や事業を第三者が評価する仕組み、「第三者評価」というものがあります。
 たとえば、東京都の福祉サービス第三者評価では、、「利用者調査」(利用者にアンケートや聞き取りを実施して評価を調査する)と「事業評価」(事業者の自己評価や訪問しての調査する)の2つの評価方法で、評価を行っています。
 (財)東京都高齢者研究・福祉振興財団の開設するホームページ「福ナビ」では、この東京都の福祉サービス第三者評価を見ることができます。こちらで条件を入力して第三者評価結果を検索することができます。

 さて、公立保育園の民営化によって、公立保育園から民間園、民間委託園に変わった保育園はどう変化したのでしょう。民営化された保育園の利用者の声というのを、直接耳にすることは難しいので、こういった第三者評価の結果はたいへん参考になります。
 民営化の前と後で第三者評価がなされているケースはあまりないのですが、たとえば練馬区の光が丘第8保育園(2005年9月民間委託化)については、
 2005年度(委託前)調査結果
 2006年度(委託後)調査結果
 と、評価されています。
 この評価内容についての見方は、ご覧になった方の判断にゆだねますが、ここで重要な点は、民営化(民間委託)前と後で第三者評価がなされている点です。実はこれは、光が丘第8保育園の保護者が練馬区の協議を粘り強く進めるなかで、保護者側が直営時と委託開始後で、保育園がどれだけ変化するのか検証する材料として、実施するよう練馬区に要求したものです。
 こういった保護者の取り組みによって、今現在、わたしたちは第三者評価の結果を通して、民営化による具体的な変化を知ることができるわけです。これは保護者によるたいへん重要な取り組みであったと思います。
 こういった取り組み以外にも、民営化前後に父母会が独自に利用者アンケート調査を実施したり、保育日誌を保管しておくよう求めたりといったことを行った民営化園の保護者の取り組みがあります。
 保護者にできること、いろいろとあるんですね。
記事:長谷川(事務局)
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